境界性人格障害の場合、接し方が重要になります。
境界性人格障害は、感情の起伏が激しく、常に不安定です。
周囲の人間も、つい、そんな感情に引き込まれ、感情的になったり振り回されてしまう事もあります。
しかし、そのような環境では、お互いに良い結果にはなりません。
周囲の人間は、患者さんの感情に左右される事無く、普段通りを保つようにします。
一定の距離を保ちつつ、無関心にならないように気を付け、必要以上に接触しないようにする事が大事です。
出来る事はするけれども、出来ない事は出来ないと、はっきりいう事も必要です。
境界性人格障害の人は、自分に対する愛情が足りないと思っている場合が多く見られます。
そのような時は、患者さんの気持ちを受け止め、理解し、受け入れ、共感する事が大事かと思います。
しかし、これも必要以上に踏み込むこ事はせず、一定の距離を保ちつつ、冷静に話を聞くようにしましょう。
また、意見を述べる時には、一貫した意見を述べるようにします。
その時その時で、言う事が違っていいると、患者さんは余計、混乱してしまいます。
言葉だけではなく、行動も一貫性を持たせる事が大事です。
境界性人格障害の病院での治療の他に、こうした周囲の人間の接し方で、症状は改善されていくと思います。
長年に渡る人格の歪みは、一朝一夕に改善されるものではありませんが、長い目で見て接する事が大事なのではないでしょうか。
周囲の人の接し方次第で、治療の難しい境界性人格障害の症状も緩和されてくるのではないかと思います。